佐賀市中心部  8,683.6Bq/kgの放射能汚染

昨年、佐賀市内で高濃度汚染が見つかったという情報が存在することを見つけていたんですが、その後再度検索するも、なぜか見つからずそのままになっていました。
今日、偶然見つかりました。

◆佐賀県佐賀市の佐賀県庁のそばの野球場の表面からの砂利から 8,683.6Bq/kg◆

◆佐賀県佐賀市の排水溝の土から16,959.6Bq/kg◆

ソースは【まっちゃんのブログ】さん2012年4月29日付記事「千葉県柏市の土壌がら97500Bq/kg検出。α線も検出された。」←クリック(後日記:すみません、もうリンク先の記事がなくなってます)
(転載)
アメリカのENENEWSによると福島第一原発から210km,550km,1060kmの土壌のサンプルを調査した結果、最高で千葉県柏市の土壌から97500Bq/kg検出された。
千葉県柏市の住宅の庭から97,500Bq/kg
千葉県柏市の運動場から41,500Bq/kg
滋賀県の震災前に建てられた家の土壌から9,664Bq/kg
滋賀県の公園の土壌から7,225.1Bq/kg
佐賀県佐賀市の佐賀県庁のそばの野球場の表面からの砂利から 8,683.6Bq/kg
佐賀県佐賀市の排水溝の土から16,959.6Bq/kg
柏市の土壌が入っている入れ物は、多くのα線が遮蔽されていた。
土壌を取りだしたときにα線が2倍になった。
(中略)
ソース
http://enenews.com/tokyo-suburb-children-on-playground-dirt-with-huge-amounts-of-radioactivity-alpha-particles-detected-cesium-levels-so-high-it-prevented-detection-of-other-isotopes-video

9ページに土壌サンプルの結果があります。
http://anti-proton.com/japan/Report030312.pdf
(転載ここまで)

管理人です。
ソースの調査結果「Radio-isotopic Analysis of Post-Fukushima Accident Japanese Soil Samples」が英文のため、詳しいことはこれ以上書けませんが、Thomas Watsonという人の2012年発表の調査結果レポートであり、日本各地でのサンプル採取も2012年2~4月頃のようです。(間違ってたらごめんなさい)
この調査結果が事実であれば、フクイチから1,060キロも離れている土地でもこれだけ汚染され、それが事故から1年以上経過しても残留するということです。改めて驚き、恐ろしいことだと感じました。確か、佐賀県北部の唐津市でも数十ベクレルの汚染が発見されているはずです。フォールアウト直後はもっと高い数値だったのでしょう。

サンプルを採取した佐賀県庁そばの野球場というのはグーグルマップで確認してみたところ、佐賀県立佐賀西高校グラウンド内の野球部練習場と推測されます。9,000ベクレル近い酷い汚染の中で生徒たちは授業を受け、野球部員は練習に汗を流しているのです。生徒たちにも佐賀市民の中にも健康被害が相当出ているのではないでしょうか?翻って、たまたま調査チームは佐賀市を選びましたが、九州の他の地域の汚染状況はどうなのでしょうか?
日本のメディアはこういう現実を報道してきたでしょうか?汚染の発表はほとんど福島県内のことに限られています。日本のメディアは福島以外のことは発表しないのに、外国人が九州まで出向いて調査を行い、それをアメリカのメディアはきちんと報道しています。恥ずかしい限りです。
ちなみに管理人は2012年春以降、友人らと北九州市内の土を何度か採取し、検査に出しましたがすべて不検出でした。他の方が出された結果も数件知っていますがすべて不検出。がれきを焼いてもそう土までは汚染が出ないのか(でも健康被害を出すには十分な量が出ていると個人的には思っています)土の採取の仕方が悪いのか、なのでしょう。
また熊本県はフクイチ事故後、全都道府県中、もっともセシウムの降下が少なかったとされています。しかしその隣の佐賀県内に酷いホットスポットができていたとは。

サンプルはおそらく佐賀西高校に許可を得てグラウンドを土を採取したのでしょうから、いい加減な調査チームではないと思われます。
もしかしたら、もしかして、実はフクイチ由来のセシウムだけでなく、2010年12月の玄海原発3号機事故や2012年2月の釜山・古里(コリ)原発事故由来もあるかもしれません。
有明海にも相当の汚染が流れ込んでいる可能性があります。佐賀市中心部から有明海までわずか10キロの距離です。日本一の海苔の産地です。嘉瀬川、筑後川から大量の放射性物質が流れ込んではいないでしょうか?有明海の干潟もたっぷり汚染が溜まってはいないでしょうか?

調査レポートの佐賀県の部分だけ転載しておきます。どなたかこの部分だけでも、できればレポート全体を翻訳してくださると嬉しいです。気長に待ってます。

Sample J-S1 contained the aggregate rocks and sand. The sample had a total mass of 94g and contained gravel from the surface of a baseball field beside Saga prefectural offices, Saga City, Saga Prefecture, Japan. The canisters produced no noticeable count change using a Geiger counter. The calculated activity of J-S1 was 8,683.6 Bq/kg. The spectrum displayed common peaks for the Thorium 232 decay chain. Equilibrium of daughters was evident in minor irregularities in the spectrum around common primary intensity gamma energy lines for 232 Th progeny. Equilibrium of thorium decay chain daughters was detected and common gamma energy lines for 232 Th progeny were identified: 228 Th at 215.99 keV, 131.61 keV, 220 Rn at 549.73 keV, 212 Pb at 238.63 keV, and 212 Bi at 727.33 keV. The thorium decay series isotopes, 228 Th, 220 Rn, 212 Pb, and 212 Bi, support a hypothesis of NORM via the thorium 232 decay chain. No unnatural isotopic indications were found.
Fig 11. Gamma Spectrum of sample J-S1
Sample J-S2 contained soil and sediment form a drainage ditch in Saga City, Saga Prefecture, Japan, with a mass of 24g. The sample produced no noticeable count change from a Geiger counter. A minor increase in counts was detected in
both the [600, 700] keV and [30, 34] keV ranges. Though these ranges are seen clearly in samples J-A and J-B, they were insubstantial to prove radio-cesium activity in sample J-S2, but given the proximity to Fukushima of 1160km, the slight
variance cannot be merely ignored. The overall sample activity, 16,959.6 Bq/kg, was 1.953 times greater than sample J-S, Fig 12. Gamma Spectrum of sample J-S2 and from the same region. Possible natural reasons for the additional activity from the same region exist, such as residue from NORM washout. Radio-cesium can readily bond with water to form cesium hydroxide and hydrogen gas, allowing transport
via precipitation. The sample origin, being from a water drainage ditch, provides
a reasonably likely mechanism for both NORM and radio-cesium hydroxide washout. Pronounced peaks in the lower energy ranges support a NORM hypothesis via the thorium decay chain. 232 Th progeny were identified: 228 Th at 215.99 keV, 220 Rn at 549.73 keV, 212 Pb at 238.63 keV, and 212 Bi at 727.33 keV. The thorium decay series isotopes, 228 Th, 220 Rn, 212 Pb, and 212 Bi, support a hypothesis
of NORM via the thorium 232 decay chain. 137 Cs can be considered due to the small indications of activity, yet a lack of detectible 134 Cs prevents a definite determination of origin for sample J-S2.

by theinnforsparrows | 2013-09-29 21:40 | 原発  

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