船井 幸雄氏も東京五輪に反対

船井 幸雄氏はフクイチ事故以降、原発事故の健康、環境への影響等について言及されることは事故直後を除きほとんどありませんでした。船井氏は「経営指導の神様」と呼ばれた方で、経営コンサルタント企業船井総研㈱の創業者。経営コンサル会社を世界で唯一株式一部上場させました。本もたくさん書かれています。
事故直後も正直なところ原発事故に対してやや甘い見方をしてらっしゃるな、と落胆した記憶もあります。彼が親しい副島 隆彦氏、中矢 伸一氏らの楽観説に一時踊らされたのでしょうか。管理人は船井氏をとても尊敬しておりましたので、あの甘さは残念でした。
しかしその後、五位野 正博士らによるまっとうな日本の危機的状況の説明を受けたこともあるでしょうし、やはり本当の放射能汚染の情報が周囲から次々と入ってきたと思われます。
そしてご本人のサイト【船井 幸雄.com】において東京でオリンピックなどとんでもない、との意見をはっきり書かれました。やはり船井氏はきちんと日本の危機、東京の危機を認識しておられました。

2013年9月16日付け『船井 幸雄の今知らせたいこと』←クリックから全文転載します。

2020年 東京オリンピックは不可能(?)

「 いま日本中が2020年の東京オリンピックで湧いています。それには、いま世界中で時の人になりつつある安倍晋三首相の働き(?)がおおいにあったのです。
 私はテレビで、はっきり見、そして聞いたのですが、オリンピック委員の1人から「放射能汚染は大丈夫ですか?」という質問が彼に出てきました。
 それに対し、その場で安倍首相は「状況はいまも完全にコントロール下にある。健康被害はない。汚染は外に洩れていない。これは私が断言する」と言ってしまいました。
 私は幸か不幸か、理科系の人間です。未来のことははっきりとはだれにも断定できませんが、このくらいのことを言うのは、常識的には、首相の言とは思えません。多分、2020年までは、それは99%以上は不可能だろうと思えるからです。
 ウソをついて、しかもこのウソは世界中のマスコミがほとんど知っている中で、日本にオリンピックを持ってきた……というのは首相のすることとして、はたして正しいのでしょうか(?)絶対にまちがいです。
 政治家はウソをついてもいいものでしょうか? そんなことはありません。
 これは、とんでもないことになると、あの時に思いました。
 技術発展のスピードがどんなにすごくとも、チェルノブイリの例を見ても、放射能汚染はそんなにカンタンに止められるものではないと思えますし、現にいまは手のうちようがない状態なのです。
 福島第一原発から東京までわずか250km、こんな危険なところ(?)へ世界中から人々に来てもらおうというのです。考えてみれば、10中8~9は、いまの状態ではこれは不可能だと思うのです。
 すでに世界中のマスメディアが、さわぎはじめています。これに気づかない安倍首相や安倍内閣、日本の官僚たちも困った人たちです。

 結局どうなるのか?2020年、東京オリンピックはやめざるをえなくなるのではないでしょうか?
 いまの日本のトップ層にいる人は安倍首相の方だけしか見ていないようです。しかもその人を超有能な人と思っているようにも思えます。それに、その首相が、世間常識では平気で「ええかげんなこと」を言う人のようですね。これは困ったものです。というより言語道断です。
 私はこんな文章はきょうは書きたくないのです。だれかそのうち、日本人も気がついて書くでしょう。
 しかし少しでも書いておかないと、しかも一刻も早く発表しておかないと、日本にとって取り返しがつかなくなると思って、あえて重いペンを持ちました。
 この安倍内閣の支持率が高い。いま日本人の多くの人は安倍首相にたよっているようです。
 しかし、今度のようなウソを平気でいう人であることも多くの日本人なら気がつきました。彼を万能の人と思っているのでしょうか?その場ごかしでは、これからは政治も経済も動きません。人から信用されません。
 オリンピックで、浮かれている場合ではないと私は思います。しかも彼はもっとも大事なところで、もっとも大事なウソを平気でつけるのですから、ごまかしようがありません。

 日本人よ、もっと地に足をつけて生きましょう。
 日本人は優秀です。アタマもよいし、よく働きます。どこでも安全、安心できます。
 平和なよい国民です。信義も重んじるし、礼儀正しい人たちです。
 しかし安倍首相は万能で、言ったことが全部実現するような超人とは、私にはとうてい思えません。
 その点、少し考えて国民全体が冷静になるべきでしょう。
 ここでもう一度、事態をゆっくり冷静に考えてみましょう。それは日本の放射能調査の現在の責任者の、科学技術面の第一人者の田中俊一委員長が、いまの状態を「むつかしい」と述べていることでよく分ります。
 この点では、安倍首相はオリンピック委員の前で大ウソを吐いたことになります。
 万が一、2020年にこの放射能問題が解決したとしても、あの時点での大ウソは、首相という立場と、時の人であることを考えると何とも言い訳ができません。もう言ってしまったのです。
 というようなことで、このことを日本国民は100%知っていると言っていいはずですし、これから世界的に知られていくことですから、常識的には「安倍首相は、目先だけを考えていい加減なことを言う人で、平気でウソも言う人だ」となります。
 しかも首都圏は福島第一原発から近いのです。ここに何千万人もの日本人が住んでいますが、これらの人々に国として今後、どう対処するかも考えねばなりません。いまの段階では、とうていこのようなところへ世界中から多くの人をオリンピックだと言って呼ぶことは常識的には不可能だと考えておいた方がよいと思うのです。
 2020年までは後7年しかないのです。ここは日本人が冷静になって常識にしたがって考える方がよいし、行動の準備をするべきだと私はあえて言いたいのですが、私の言はまちがいでしょうか?
 安倍首相が超人で、「何でも彼の言うようになる」などというたわごとはこの辺で日本人全体も、「アタマのよい常識人」として考えるのをやめるべきではないでしょうか?
この辺で、私のこの文章の重いペンを置くことにします。
 日本人は平和好きで、すばらしいアタマのよい国民ですから、ちょっと冷静になれば、私がいいかげんなことで、こんな書きたくないことを書いているのではないことにお気づきになるでしょう。
 ともかく「2020年 東京オリンピック中止」というのは大変なことです。
 が、いまは浮かれて喜んでいるような状態ではないこともたしかです。
 しかも、時の人の安倍首相が、これには大きくからんでいるのです。ここでの私の言が危惧で終ることを期待し、私の警告をこれで終ろうと思います。
 責任ある日本の首相であるべき安倍首相は、今後はどんなことであれ、ウソを言ってはなりません。
 特に時と場合を考えて、慎重の上にも慎重に行動してもらうべきです。
 と言っても、もうおそすぎるような気がしますが、あえて安倍首相にも今後のこともあり、忠告をしておきたいように思います。
 どうぞ日本人の皆さん、冷静にお考えください。=以上=」(ここまで)


管理人です。
このまま東京五輪が開催されれば、当然国は海外選手団や観光客に健康被害が及ばないように姑息な対策を立てるでしょう。あくまで私の想像ですがちょっと書いてみます。
・その期間だけ、東京都の水道水に強アルカリ性中和剤を入れて、放射能汚染を中和する。特に選手村、ホテル、飲食店はミネラルウォーターを使用するように強制する。
・水と同様、さらに基準を厳しくした検査をパスした食材しか海外からの客に食べさせない。
・期間中、気象操作で福島から放射能プルームが届かないように風向きを変えたり、人工降雨でセシウムをはたき落とす。
・期間中だけ都内の清掃工場でごみを焼かない。関東のセメント工場も操業を抑えるか停止。国が補償。
・仮に期間中または帰国後に体調を崩す選手、観光客が出たとしても「因果関係は証明できない。」、「東京の汚染値はまったく問題ない」で、やんわりと、しかししっかり一蹴する。

私ももちろん東京五輪なんて返上すべきだと考えています。頭狂ってる奴等が強引に決めた「頭狂五輪」。
返上運動、盛りあがんねぇかな。民間レベルで海外に向けていかに汚染が酷いかをたくさん伝えられれば。あらゆる外国語で「東京は危険!来るな!」とメッセージを作りFBやTwitterで流しまくりたい。
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この風刺画像はnueqさんのブログから拝借しました。

by theinnforsparrows | 2013-09-24 23:29 | 原発  

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