北九州市のモニタリングポストの問題点

すずめに情報を下さっている方々が、北九州市八幡西区の陣原市民センターのモニタリングポストを何度か見に行かれたそうです。

画像をご覧ください。
少し見辛いかもしれませんが、モニタリングポストの前でお手持ちのサーベイメータ、ロシア製の「SOEKS 01M」で空間線量を計測されていらっしゃいます。

環境省設置のモニタリングポストは0.08μSV/hを指しています。(10分間同じ値の表示が続く)
一方、SOEKS 01Mは0.19μSV/hとなっています。(10秒ごとの計測表示)
数値だけ見ると2倍以上の開きがあります。

確かにSOEKSレベルでは精確なデータは期待できません。しかしそれでも0.19というのは低線量下で高めに出やすいSOEKSであっても見る者にとっては気になる値です。10秒間隔の計測なのでホットスポットを探すのに向いているといわれるています。
精確ではなくても瞬時に大気の変化を見つける目安にはなりえます。

計測と撮影してくださった方々は「環境省設置のあのモニタリングポストでは、北九州のように清掃工場や民間企業から排出される汚染にばらつきのあるガスの、瞬間の流れをその場の市民は掴むことができない。値が平均化されてしまうので、結果的に平凡な値となってしまい(それでもこの時の0.08は平常時の2倍)、小さいけれど危険な空気の流れを認識することができなくなってしまう。国や市もそれは分かっていて、敢えてこの機種を設置しているのではないだろうか。」という意見で一致したとおっしゃっていました。

また、「皇后崎清掃工場や三菱マテリアルとモニタリングポストとの間に、市民センターが壁となって遮へいしてしまっている。この設置に仕方も、場所柄やむをえないとしても問題がある。ガスをストレートに感知できない。」とも仰っていました。

そして、この方々と同じご意見をウェブ上で公開してくださっているのが、碧い蜻蛉(あおいトンボ)様です。
その一部を転載させていただきます。
私の仲間たちは同じ意見の方が堂々と公開してくださっていたのを見つけ、後追いとなりますがここに意見を述べさせていただきました。やや自信がなかったと正直に心情を吐露されていました。
碧い蜻蛉様、仲間を代表してお礼を申し上げます
  
【後世にフクシマ・ジェノサイドと呼ばれる公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪 】様から
『北九州市モニタリングポストについて』
http://aoitombo.s100.xrea.com/kitakyusyu2.html
応答が遅い
シンチレーションサーベイメーターでの計測は、1分間隔で10回読み取って平均値をとった。しかし、モニタリングポストの数値は10分ごとに書き換えられるように設定されているようなので、計測中ほとんど変動しないこの設定では放射能を含んだ気団(プルーム)が流れてきても瞬時に応答せずに濃度の低い時間と合わせて計算されるので事実上検知できない。これまで異常値が出たのは、医療用放射性元素を服用した患者さんがモニタのそばにいたために検出された事例だけだということである。何百万円もする機械であるからには、もっと市民の目線、感情に沿ったデータを出せる機械でありたい。
設置場所への疑問
写真は陣原市民センターに設置されたモニタリングポストであるが、おわかりのように三方を鉄筋コンクリートの建物や壁などで囲まれている。前面は空いているものの遮蔽体で覆った井戸のような場所での計測は周囲の空間線量率の計測の代表点と見なすことができない。モニタリングポストという以上は周囲の開けた四方八方からのガンマ線が機器に差し込む場所でなければいけない。日明市民センターのモニタリングポストも建物のすぐ前に設置されている。
(転載、ここまで。)

碧い蜻蛉様は他にも大変有用な情報、データをお出しになってくださっています。
このエキサイトブログではなぜかリンクが貼れないのが残念なのですが、ぜひ皆様もご参考になさってください。

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by theinnforsparrows | 2012-10-14 23:06  

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